春風亭一之輔さんは、「今、最もチケットが取れない落語家」として注目を集めていますよね。
そして、春風亭ブランドを失墜させた笑点で春風亭ブランドを復活させるために笑点の新メンバーになったと早々に笑いを巻き起こしていた春風亭一之輔さんでしたね。
笑点の新メンバーに選ばれたことで今まで知らなかった人も春風亭一之輔さんって一体どんな人なの？と、とても興味があると思います。
そこで今回は春風亭一之輔さんについてこのように記事をまとめてみました。
- 春風亭一之輔さんが天才と言われる理由は？
- 春風亭一之輔さんの経歴やプロフィールをまとめてみた
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春風亭一之輔さんが天才と言われる理由は？
若い世代に落語ブームが起きている今、勢いのある若手の名前の中に春風亭一之輔さんの名前が上がりましたね。
春風亭一之輔さんが天才と言われる理由は、大きく3つあります。
- 人間国宝である柳家小三治氏が認める逸材
- 先輩21人を追い抜き真打へ昇進
- とにかく実力がある！
人間国宝である柳家小三治氏が認める逸材
なんと、春風亭一之輔さんは、一昨年に亡くなられた重要無形文化財保持者（人間国宝）である柳家小三治氏が認めた落語家とされています。
柳家小三治氏が落語協会の会長になって初めて真打に昇進したのが、春風亭一之輔さんでした。
柳家小三治氏は、その時このようにコメントされています。
「久々の本物。天与の才がある」
元々あまり人を褒めることのない方だっただけに、春風亭一之輔さんへの期待が凄かったのでしょうね。
最初の形容する言葉は、「人間国宝が認めた落語家」でしたが、実力からこの素晴らしい形容からいつの間にか「チケットが最も取れない落語家」へと変化していきました。
先輩21人を追い抜き真打へ昇進
春風亭一之輔さんは、2011年9月に先輩21人を追い抜き真打へ昇進しました。
こちらは、かなり話題になりましたよね。
なぜ話題になったかというと、通常は年功序列で４〜５人くらいが同時に昇進するようなのですが先輩21人を追い抜いた上、単独昇進という異例の出来事でした。
春風亭一之輔さんの真打昇進の逸話
春風亭一之輔さんの逸話として、真打昇進はSNSのTwitterで知ったんだそうです。
落語協会のホームページをどこの誰かも知らない人がつぶやいていたのを偶然目撃し、夜の仕事で一緒だった師匠の春風亭一朝さんに尋ねたそうですが、まさかの師匠である春風亭一朝さんもご存知なかったそうです。
まさかの春風亭一朝さんの携帯が充電切れのため落語協会からの電話を受け取れていなかったことが原因でした。
電源を入れると落語協会会長の柳家小三治氏からの昇進のための連絡が5、6件あったそうです。
最後には、「一朝さん、いいの？」と言ったそうですよ。
とにかく実力が凄い！
春風亭一之輔さんは、200を超える持ちネタがあり、滑稽噺から人情噺まで広く古典落語を演じる落語家さんです。
独自のくすぐりや現代的なギャグを盛り込むなど、随所に創意工夫を織り込んだ独創的な高座が特徴で、熊さん八つぁんや隠居など、古典落語の登場人物のキャラクター設定を今風に変えるなど、現代の人にもとっつきやすい落語を演じることで若者にも人気があるようです。
何より現代的なギャグセンスが抜群なんです。
とにかく自由で登場人物の暴走、ドライな語りでギャグを連発するところも春風亭一之輔さんの特徴です。
- 2005年５月 第10回 岡本マキ賞
- 2009年２月 第19回 北とぴあ若手落語家競演会大賞
- 2010年10月 平成22年度NHK新人演芸大賞受賞「初天神」
- 2010年12月 平成22年度文化庁芸術祭新人賞受賞「茶の湯」
- 2012年４月 平成23年度 国立演芸場花形演芸大賞
- 2013年４月 平成24年度 国立演芸場花形演芸大賞
- 2015年11月 第32回浅草芸能大賞 新人賞
- 2016年３月 平成27年度彩の国落語大賞
など、春風亭一之輔さんは賞もたくさん受賞されています。
春風亭一之輔さんの評判
春風亭一之輔さんの評判良すぎてびっくりするほどです。
悪い口コミなんて見当たらないですね。
春風亭一之輔さんの経歴やプロフィールをまとめてみた
春風亭一之輔さんの経歴
春風亭一之輔さんは、1984年4月に野田市立中央小学校に入学し、部活動は落語クラブに入りました。
小学生の頃には、すでに落語をされていたとは小さい頃から落語に興味があったのですね。
6年生を送る会では、全校生徒1200人の前で「弥次郎」を演じています。
小学生の時には、すでにキモが座っていたようです。
1990年4月には、野田市立第二中学校に入学しました。
1996年3月に埼玉県立春日部高等学校を卒業しました。
同期には、三遊亭楽生さんやクイズ作家の矢野了平さんがいらっしゃいます。
1997年4月には、一浪した後、日本大学芸術学部放送学科入学しました。
春風亭一之輔さんは、入学してすぐに落語研究会（日本大学芸術学部落語研究会）に所属しました。
柳家わさびは日本大学芸術学部落語研究会の後輩だそうです。
日本大学芸術学部落語研究会の出身者として高田文夫さん、古今亭右朝さん、森田芳光さん、立川志らくさんなど錚々たる面々がいます。
春風亭一之輔さんのプロフィール
芸名：春風亭一之輔（しゅんぷうていいちのすけ）
本名：川上隼一
生年月日：1978年1月28日（45歳）
出身地：千葉県野田市
HP｜Twitter｜YouTube
●芸歴・受賞歴
2001年3月／日本大学芸術学部卒業
2001年5月／春風亭一朝に入門
2001年7月／前座名「朝左久」と前座になる
2004年11月／二ツ目昇進し「一之輔」と改名
2010年／NHK新人演芸大賞受賞「初天神」
2010年／文化庁芸術祭新人賞受賞「茶の湯」
2012年3月／真打昇進
2013年／国立演芸場花形演芸大賞大賞
2015年／浅草芸能大賞新人賞
春風亭一之輔さんについてまとめ
この記事で、春風亭一之輔さんの凄さがわかってもらえたと思います。
若い人たちが春風亭一之輔さんのおかげでどんどん落語に興味を持ってくれると嬉しいですね。
これからも春風亭一之輔さんを応援していこうと思います。
